![トールペイント初心者向けの知識](https://tole-painting.net/wp-content/uploads/2023/12/bg-top2.jpg)
このサイトには、
トールペイント初心者のかたも、たくさん訪問してくださっているようですね。
ありがとうございます。
もしかしたら、
このページをご覧になっているあなたも、
始めたばかりで、
疑問に思っている事を
解決できないでいるかもしれませんね。
なので、今回は、
トールペイントを始めたばかり、または
今から始めるというあなたに向けて、
トールペイントで、
最初につまずきやすいポイントと、
その対処法を紹介していきます。
ぜひ、参考にされてください!
トールペイントで初心者がつまずきやすいポイント3つ
1.筆につける水の量
![](https://tole-painting.net/wp-content/uploads/2023/12/bg1.jpg)
トールペイントを、始めたばかりの頃は
筆に含ませる水の量の感覚が分からずに、
絵の具がシャバシャバになったり、
逆に、かすれたりすることがあります。
シャバシャバになるということは、
「筆に付ける水の量が多い」ということ、
かすれるということは、
「水の量が少ない」ということですね。
(ご存知だと思いますが、描く前には
必ず、筆に水を含ませてから、
絵の具を付けてください)
では、「筆に付ける水の量は、どのくらいが良いのか?」というのが気になりますよね。
実は、
ちょうど良い量の水を筆に含ませる、
簡単な方法があるんです。
それは、
(筆に水を付けた後、水差しの壁で軽く水を切り、)
約3秒、筆ふき(タオル)の上に 穂先を置く
という方法です。
こうすれば、
必要な量の水分だけが 筆に残ります。
筆の水の量を上手く調整できない時は…
![](https://tole-painting.net/wp-content/uploads/2023/12/bg2.jpg)
ただ、お持ちのタオルによって 吸水性が違うので、
上の方法で、上手くいかないことも有るかもしれません。
そんな時は、以下のようにしてみてください。
●バシャバシャした場合
そのまま、再び、
タオルに 筆を軽く置きましょう。
そしてまた絵の具をつけて
描いてみてください。
●かすれた場合
一旦、水を付け直し、
タオルに穂先を付ける時間を
前回より短くしてみましょう。
それでも上手くいかない場合は、
何回か試してみて
ご自身で、感覚を掴みましょう。
ここまで読んで、お分かりかもしれませんが、
筆に付ける水の量というのは、
最初は感覚が分からなくても、
数をこなせば、自然とつかめるものです☆
3秒間タオルにつけるというのは、
その後の過程がスムーズに行くための、
1つの目安と考えてください。
2.下地の塗り方
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下地を作る時など、
絵の具やシーラーを
広い面に塗る時に、筆跡が残ってしまった。
なんてことはありませんか?
これも、始めたばかりの頃には、よくあることで、
(独学などで)聞く人がいない状況では、1番悩むポイントかもしれません。
この、広い面を、
絵の具やシーラーを使って塗るコツは、
「大きめの筆で、木目に沿って同じ方向に塗る」
ということです。
これと反対のやり方、
細かくランダムに筆を動かすという塗り方をすると、筆跡が残りやすいですよ。
また、下地を絵の具で塗る時には、
「木目が透けなくなるまで
2、3回重ね塗りする」
というのが基本ですが、
この時、
先に塗った絵の具が乾いてから、
重ね塗りするようにしましょう。
(乾かないうちに塗ってしまうと、上の層の絵の具が、上手く乗らないことがあります)
ドライヤーを使うと、
乾かす時間を短縮できますよ☆
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3.ニスの塗り方
(上でお伝えしたことと、少しカブるのですが、)
ニス塗りのコツもお伝えしておきますね。
ニスを塗り終わって、「やっと完成した!」と作品を見ると、
「絵はすごく良く描けたのに、ニス塗りの時の、筆の跡が残ってる!(ガーン…)」
って経験ありませんか?
そのパターンは、ニスを、
(作品上で)右から左からと、
細かく動いて塗った時に起きやすいです。
ニスを塗る時は、
一方向からまっすぐ、塗りきるようにしましょう。
(かすれる場合は、筆にニスを少し多めに含ませます)
これは、下地を作る時の、
絵の具やシーラーの塗り方と近いですね☆
トールペイント初心者の方へ|あとがき
![](https://tole-painting.net/wp-content/uploads/2023/12/bg5.jpg)
今回は、初心者のかたが、
はじめにつまずきやすいポイントについてお伝えしてきました。
ただ、このページに書いたことは、
あくまでも、
(私が経験することで分かったことで、)
1つの目安だと捉えて欲しいです。
知識は、知っておいたほうが、
ある時点まではスムーズに行きますが、
そこからは、どれくらい経験しているか、やってみたかというのが、
(トールペイントが上達するためには)すごく重要なポイントになってきます。
要するに「考えるより、まずやってみる」というマインドが大事です(特に、始めて間もない頃は。)
もちろん、やってみて、分からない時には、
たくさん、思う存分、このサイトを頼ってください^_^
次ページでは、下地作りについてお伝えします。
(トールペイントも お化粧と同じで、下地が大事なんですよ☆)