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アクリル絵の具でガラスに絵を描くには?食器として使える?

あなたは、
「アクリル絵の具でガラスに絵を描きたいなぁ」と思ったことはありませんか?


トールペイントでガラスに絵を描くには、
ガラス絵の具を使う方法も、もちろんあるのですが、

ガラス絵の具を使わなくても、専用の下地剤を塗れば、
アクリル絵の具で、ガラスに絵を描くことができます。


今回は、その方法と、

ガラスに描く時のポイントについて詳しくお伝えしますので、

ぜひ参考にしてみてください!


(このページは、ガラスに絵を描く解説の2ページ目になります。)

ガラス用の下地剤を使って アクリル絵の具で描く方法

ガラスに絵を描くには

1、ガラス用絵の具で描く方法

2、ガラス用の下地剤を使って
アクリル絵の具で描く方法

があるとお伝えしましたね。

(1、の方法は 前回のページで書きました)


2、の ガラス用下地剤を使ってアクリル絵の具で描く方法
は以下のようになります。

1.使用するガラスをよく洗い、水気を切っておく。
(アルコールで拭いてもよい)

2.ガラスに
ガラス&タイルプライマーを塗り、乾燥させる。

3.水性アクリル絵の具と
ガラス&タイルメディウムを混ぜ、
それを使ってガラスに描いていく。

4.描き終わったら、2週間、自然乾燥させる

これで完成です。


専用の下地剤・仕上げ剤が必要
ということと、

自然乾燥で仕上げる
というのがポイントです。


ちなみに、この方法で作った作品は、
あくまでも観賞用で、食器としては使用できません。


(食器として使う作品を描きたい場合は、
ガラス用絵の具「ヴィトレア160」を使用してください。

やり方は、こちらのページに書いてます。)

ガラスに絵を描く時に大事なポイント!

それから、ガラスに絵を描く時に、
知っておくと便利なポイントがあるので、お伝えしていきますね。

1.ウォレットパレットを使う

ガラス用絵の具は乾きやすいので、
ウォレットパレット(キッチンペーパーを水でぬらしてトレーに入れたもの)を使うのをオススメします。

これで、絵の具がパレット上で乾くのを遅らせることができます。

(この方法は、ガラス絵の具だけじゃなく、アクリル絵の具を使う時にも便利ですよ。)

2.紙を使う

ガラスって、透明なので、描いているうちに、目が疲れてくるんですよね。笑

なので、コップに描く時とかは、
中に紙を入れて描くと、見やすくなって目が疲れにくいです。

3.絵の具をはじいてしまう時は…

描いてる時に、ガラスが絵の具をはじいてしまう場合は、

たいていは、ガラスに油分が残っているのが原因なので、

布に、アルコールか 水で薄めた洗剤を付けて、拭いてください。

(この時、レモンやライムの入った洗剤は使わないようにしましょう。)

4.色がはがれてしまう…

ガラスに絵を描く時に、描いた上から2度塗りすると、色がはがれやすいので、

1度塗りで描く(重ね塗りはしない)ようにしましょう。

白磁ペイントの紹介

この他にも、トールペイントの描き方で、ガラスに絵を描く方法があります。

それは、白磁やガラスなどに 本格的な絵付けをする、白磁ペイントです。

(トールペイントと、白磁の本格的な上絵付け
を混ぜたようなもの、だと思ってください。)


専用の下地剤と、絵の具を使って描き、
仕上げは、電気炉で焼き上げます。


でも、電気炉って、普通の家庭には無いですよね。汗

(持っているのは、ポーセラーツや、チャイナペインティング、陶芸などをしている方くらいだと思います。)


なので、白磁ペイントは、独学では難しく、
まずは教室に通うのが基本です。


ただ、白磁ペイントには資格取得制度があるので、
教室でカリキュラムを修了して、登録申請すれば、ご自宅で教室を開くことができますよ。

興味があるかたは、調べてみると良いでしょう。


でも、私的には、トールペイントの事も忘れないでいて頂きたい。笑


(というのは、あながち冗談でもなく、)

白磁ペイントは、トールペイントの技法で描くのが基本なので、

トールペイントの技法を身につけてからのほうが、白磁ペイントの習得が、スムーズにいくからです。

(私も、トールペイントをある程度やった後、白磁ペイントを習ったんですよ。^^)

ガラスに描く方法|あとがき

トールペイントでガラスに描く方法を、2ページにわたってお伝えしてきましたが、いかがでしたか?


ガラス絵の具や、
ガラス専用の下地剤・仕上剤などは、

これからの技術の進歩によって、
より使いやすいもの、便利なものが、新しく出てくる可能性があります。

なので 興味があれば、情報を集めて、新しい製品なども試してみてください。


そうすることで、あなた自身の技法の幅も広がるし、

便利な製品を使いこなせたら、もっと手軽にペイントを楽しめますよね。

(と、書きながら、私自信にも言い聞かせてます。笑)



さてさて、このページで
トールペイト 素材別のメニューは
一旦、終わりになります。


さらにトールペイントの知識を
知りたいあなたはコチラへ、

もっとトールペイントの描き方を
知りたいあなたはコチラへどうぞ(^^)