このページでは、
「トールペイントをしたいけど、どの種類やサイズの筆を揃えたら良いか分からない」
というあなたに、
トールペイントで使用頻度が高い、筆のサイズと、使い方についてお伝えしていきます。
(筆の基本的なタイプの解説はこちら)
トールペイントでよく使う筆のサイズって?
アメリカントールペイントの際によく使う筆は、以下になります。
・大平筆 3/4インチ
・平筆8号
・丸筆 4号
・ライナー筆10/0号
・ステンシル筆 3号
※アメリカントールペイントなどの、トールペイントのジャンルについて、詳しくはこちらで解説しています。
それぞれの筆の用途と使い方
【大平筆 3/4インチ】
絵の具で広い面を塗る時や、シーラーやニスを塗る時に使います。
(ニスを塗った後の筆は、
毛の流れに沿って丁寧に洗い、毛先を整えておくと、持ちが良くなりますよ☆)
穂先が綺麗な時は、穂先の広さを生かして、グラデーション模様の下地を描いたりもできます。
【平筆8号】
そこまで広くない範囲を塗る時や、
サイドローディング、ダブルローディングの技法を使って、影やハイライトを描く時に使います。
この筆は、特に使う頻度が高いです。
【丸筆 4号】
狭い範囲を塗る時に使います。
円を書いたり、葉っぱを塗る時に重宝します。
【ライナー筆10/0号】
葉脈やツルなどの、細い線を描く時に使います。
穂先が長いものは、絵の具をよく含むので、
長いストロークなどを描く時に便利です☆
しかし、初心者の方にとっては、
穂先の短いもののほうが扱いやすいでしょう。
【ステンシル筆 3号】
名前の通り(笑)、ステンシルをする時に使います。
トントンとたたくと、細かい点をたくさん付けることが出来るので、
動物(クマなど)の毛並みや、人形のほっぺたの部分に使ったりもします。
アッセンデルフトでよく使う筆って?
ちなみに、アッセンデルフト(ヨーロピアン)でよく使う筆は、以下になります。
・大平筆 3/4インチ
・丸筆 8号、6号、2号
・ライナー筆 10/0号
この他に、鉄筆もあると便利ですが、
これは、インクの出なくなったボールペンでも代用できますよ☆
次のページでは、
トールペイント作品の仕上げで塗る、ニスについて詳しくお伝えします。