このページでは、
「トールペイントで、木製の家具やインテリアに何か描いてみたいけど、どうすれば良いか分からない…」と思っているあなたに、
トールペイントで家具に描く手順を、詳しくお伝えします☆
今回は、トールペイントのジャンルの一種、アッセンデルフトの描き方で、オニユリと桜を描いていきます。
(アッセンデルフトの描き方に慣れてない場合は、下絵を得意な絵に変えて描いてみてください)
トールペイントで家具に描く
用意した道具
今回、家具に描くにあたって、以下の道具を用意しました。
・木製の家具
・筆【丸筆(2号、4号、6号)、ライナー筆(0号、2号)】
・筆洗い
・筆拭き布
・パレット(牛乳パックを乾かしたもの)
・トレーシングペーパー&転写紙(またはチャコペンシル)
・マスキングテープ
・画用紙、鉛筆、消しゴム
・鉄筆(インクの出ないボールペン、爪楊枝でも可)
・シーラー(絵の具だけで定着しない場合)
【使用した絵の具(アメリカーナの品番)】※色はお好きなものをご用意ください。
DA01、DA010、DA020、DA031、DA051、DA062、DA072、DA112、DA251
(トールペイントの基本的な道具の解説はこちら)
家具に描く時の手順
さて、ここから、家具に描く手順を説明していきますね!
0.まず、塗装されてる製品は色がはげるので、ヤスリがけはしません。
(ただし、後で上から全体に色を塗る場合はヤスリがけして大丈夫です)
1.始めに、アクリル絵の具で「描きたいと思っている場所」に、薄い色で試し描きをしましょう。
試し描きをして、
・絵の具の色が乗った場合→絵の具だけで描きます。
・絵の具をはじいた場合→シーラーと、絵の具を混ぜて描きます。
※シーラーと絵の具を混ぜて塗っても 色が乗らない場合は、別の素材(家具)に変えるか、
上から全面に色を塗る予定であれば、材料に軽くヤスリをかけて、また挑戦してみましょう。
2.次に、家具の描きたい部分全体の型を取って、その大きさに合った下絵を準備します。
3.下絵を、トレーシングペーパーに写しましょう。
【オニユリ】
【桜】
4.下から、素材(木製の家具)・チャコペーパー・トレーシングペーパーの順に乗せ、上からトレーシングペーパーの線をなぞり書きします。
(チャコペーパー・トレーシングペーパーを、マスキンテープで家具に固定すると、なぞり書きしやすいですよ☆)
反対側に、対照にオニユリをもう1つ描く場合は、トレーシングペーパーを裏返してなぞります。
家具に下絵(図案)が写りました!
【オニユリ】
【桜】
(※補足ですが、チャコペンシルで 下絵を 家具に直接描く場合は、1.の作業後に描いて下さい。その場合、2.3.4.の作業は省略できます)
ここまでで下準備は終わりです。
次ページから、家具に実際に絵を描いていきます!