「トールペイントを始めたいなぁ」
と思っているあなたに、
トールペイントの基本的な道具について、
1つ1つ解説していきます!
今回も、道具の使い方や、
おすすめの道具などを書いてますので、
ぜひ参考にしてみてください!
トールペイント 基本の道具(2)
6-(1).トレーシングペーパー、転写紙、鉄筆
「トレーシングペーパー、転写紙、鉄筆」は、図案を転写する時に使う道具です。
転写というのは、
見本となる絵の形や線を、
絵を描く素材に、そのまま写しとることをいいます。
【転写の手順】
まず、トレーシングペーパーに、
(鉛筆などで)見本の絵を写します。
↓
次に素材の上に、転写紙を敷き、
さらにその上に、(先ほどの)トレーシングペーパーを載せて、
↓
鉄筆で、上からなぞり書きします。
また、転写紙には
水で消えるものと、消えないものがあり、
色も数種類あるんですよ^_^
私のおすすめの転写紙は、
スーパーチャコペーパーという、
水で消える転写紙で、
ブルー、グレー、白色があるのですが、
(下塗りの色によっても違うけど)一番使いやすかったのは、ブルーですね。
(転写紙の詳しい説明はこちら)
ただ、この転写の作業が「面倒だなぁ」と思うこともあるので、
そんな時は、次に紹介するチャコペンシルを使うと便利ですよ!
6-(2).チャコペンシル(素材に図案を直接描く)
チャコペンシルを使えば、素材に、
フリーハンドで直接、図案を描くことができます。
(裁縫などをされていれば、なじみがあるかもしれません)
ただ、トールペイントで使う場合は、
裁縫用の鉛筆タイプのチャコペンシルは、使いづらいです。
私がトールペイントをする時に、一番使いやすかったのは、ソーラインシャープペンシルです。
(芯の色は、緑がおすすめ)
7.マスキングテープ
マスキングテープは、転写の時に、トレーシングペーパーや転写紙を固定するのに使います。
その他にも、
線をまっすぐ描く時や、ボーダー柄の背景を描く時に、あると便利ですよ♪
(フリーハンドで、まっすぐな線を描くのは難しいですもんね ^_^;)
8.筆
トールペイントで、アクリル絵の具を使う時は、ナイロン筆がおすすめです。
動物の毛の筆は、(毛の中で、絵の具が固まって取れなくなるので)使わないようにしましょう。
(筆の詳細はこちら)
9.アクリル絵の具
トールペイント向けアクリル絵の具で有名なのは、
セラムコートと、アメリカーナです。
まずは、どちらのメーカーでも良いので、
好きな色を用意してみましょう。
(絵の具の詳細はこちら)
10.トールペイント向けニス
ニスは、絵を描いた後の仕上げに、
作品を長くキレイに保つために塗ります。
(ニスの詳しい説明はこちら)
11.メディウム(溶剤)
メディウム(溶剤)には
色々な種類がありますが、
基本的には、
素材にそのまま塗ったり、絵の具と混ぜて使うことが多いです。
「メディウムって沢山あって、とっつきにくいなぁ」と思うかもしれませんが、
絵を描きやすくしたり、
トールペイントの技法を
やりやすくしたりするもの。
というくらいの、認識でOKです。
例えば、メディウムの1つ、シーラーは、
白木に描く時に下地として使うと、
木のヤニを抑えたり、絵の具の定着を良くしてくれる働きがあります。
トールペイントを始める最初の段階では、メディウム(溶剤)は、シーラーがあれば十分です。
(メディウムについて詳しくはこちら)
トールペイントの道具について|まとめ
3回にわたって、トールペイントの道具について、お伝えしてきましたが、
もしかしたら、「揃えるのが大変そうだ」と思われたかもしれません。
前回のページで紹介した道具は
100均や家にあるものが多かったのですが、
今回のページで紹介した道具は
トールペイント特有のものが多かったですもんね。
これらのものを
どこで手に入れたら良いのか?というと、
トールペイントコーナーのある
大きなホームセンターか、
(そういう所が近所にない場合は、)
ネットショップが良いですね。
「トールペイント 通販」で検索すれば、色々なショップがでてきますので、
値段や送料を比べてみると、良いでしょう。
(送料は、ネットショップによって、けっこう違いますよ!)
あと、最初に、値段をどうしても抑えたい場合は、
道具の質を気にせずに買ってみるのも、1つの手だと思います。
使ってみて、どうにも使いづらい時は、買い換えれば良いし、
意外と、安いものでも良い道具が見つかるかもしれません。
とりあえず行動しないと、
何も始まりませんからね^_^
(私自身にも言い聞かせ中。笑)
次ページでは、筆入れを安く、簡単に作る方法をお伝えします☆